収録編／窓の景色

―窓の景色―

第6回：窓の景色１(00/12/06)

今回は次のシリーズに入る前にすこし軟らかい話しをしましょう。
海外旅行をしたことのある人もこの頃ずいぶん増えたようですが、皆さんはどうですか？
日本とまったく違うところが沢山ありますね。
色々な人が色々なところで書いているので、いまさらという気もしますが、まあ私なりにいくつか印象に残ったことを書いてみます。

電車に乗ろうと思ったら改札がない。駅の内と外の区切りもない。
速度無制限の高速道路なのに料金所が全くない。所々に出入り口があるだけだった。
バスの運転手が自分で燃料を給油しに降りていった。
トイレに入ったら、入り口におばさんがいて料金を取られた。そのくせけっこう汚ない。
横断信号が赤なのに、車が切れたとたんに紳士がどこでも平気で渡っていく。
離陸する飛行機が自然渋滞して、飛び立つまでに１時間もかかった。
車のナンバープレートが前にない。
ホテルのフロントもレストランのお姉さんもひどく態度が悪い。
デパートに入ったら、目まいがするくらい香料の匂いが充満している。
暗くなってから出かけたら、明かりは付いてるのにどこの店もみな閉まってた。
両替に銀行へ入ったら、引き出しで受け渡し、仕切りは防弾ガラスでものすごく厳重。
かなり年配や、すごい体格のスチューアーデスが多かった。
道端で売ってる果物を買って食べてみたら、見た目のわりにはけっこう美味しい。
水だと思って買って帰って開けたら、シュワーときて炭酸水とわかった。
ジャパニーズレストランでお金を払ったとたん、「シェシェ」って言われた。
おとぎの国のような家々の地下が核シェルターになってて、二ヶ月分の食糧備蓄をしている。
それぞれどこの国でしょうね？

さて、次回からのシリーズですが、無謀にも「電気について」お話しすることにしました。

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